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マンガ作家、コジママユコのweblogです。

コンテスト&マンガの描き方&連続深呼吸

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「つかう君とため実さん」というマンガで、「お金マンガ投稿コンテスト」の佳作をいただきました!マンガで初の受賞です。個人名義でも初受賞かも‥(市の美術展とか以来だよ)うれしい。

さいきん、blogへの投稿が滞っていますが、少し長いボリューム(8ページを数話とか、12ページとか)のネームを描いていて、面白いくらい描きあがらない という状況です。

 

マンガの描き方は、

描きたい感情とか思い出とかを一つ決めて→

それを説明できるシーンを決めて→

シーンの前後に主人公の感情ベースの起承転結を作る→

それをもとにエピソードベースの起承転結をつくる→

必要だったら読者の感情の起承転結(ヤマ場)をつくって→

主人公の属性を考える。男か女か子供か老人か、どの記号をつかってどの記号をずらすのか→

登場人物は2人以上いることが多いから、2人の関係がしっくりくるまで記号をぎゅんぎゅん入れ替えてみて(「夕暮れで待ってて」は最初、中年女と旦那の話だった)→

登場人物の見た目を決めて、その子の弱点を考える→

下書き

 

‥という完全に自己流のプロセスを頭の中でやって3ページくらいのマンガを描いていたのですが、これで一気に考えれるの3ページがせいぜいだなあってここ数日で気づきました。(14ページでさえ苦労した)

短いもの描きたい‥

ものを作るうえで、やる気を出すために気分を高める、「やるぞ!」「やるぞ!」「やらなきゃ!」って言ってるだけの時間って完全にむだだなあと思っているのですが、プロセスがうまく組めなくて深呼吸をしているだけで数週間が過ぎた。

描く、今日、ちょっと、一時間だけでも。