さよなら、カッシーニ
9月15日、土星の空で輝くひと筋の光が1つの時代の終わりを告げる。NASAの素晴らしい土星探査機カッシーニが最期を迎えるのだ。
カッシーニが土星系の探査を開始したのは2004年のこと。それから13年にわたり、土星とその衛星の周りを自由自在に飛び回り、無数の指令を実行し、45万枚以上の画像を地球に届けた。
燃料が尽きた後も永遠に土星系を周回させたいところだが、土星の大気に突入して自分自身を破壊することが、カッシーニの最後の科学ミッションになる。
「ミッションが終わる日が来るのはわかっていましたが、覚悟していたよりはるかに早く感じました」とカッシーニ・プロジェクトの科学者リンダ・スピルカー氏は言う。「最終日には、悲しみと、カッシーニの功績への誇りで胸がいっぱいになりそうです」
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/091100344/?s_cid=bpn_TopMR
ナショナル・ジオグラフィック日本版「さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入」 2017.9.15閲覧